暴君陛下の愛したメイドⅠ【完】




_____カチャ。


「どうぞ」

準備を終えたサニーが先程言っていたブレンドティーとそれに合う甘めのチョコ菓子を机の上に置いた。


フルーティーな香りがとても心地良い紅茶なのだが、


(これ、いくらするんだろう…………)

なんて、つい心の中で思ってしまう。


見るからに絶対高い。