「────幸せになろう。…二人で。」 「うん!」 そう言い直した俺に、結衣はとびきりの笑顔を見せてくれた。 二人で同じ時間を過ごして、苦楽を共にして… 時にはケンカする日もあるだろうけど、それでも最後は仲直りして、一緒に眠る。 そんなささやかな幸せを、二人で一緒に作っていこう。 その華奢な体を優しく包み込むと、彼女も俺の背中にぎゅっと腕を回した。 この先どんなことがあったとしても、彼女となら必ず乗り越えられる。 …本気でそう思った。