「…結衣。
俺と結婚してくれるか?」
「…うんっ!もちろんだよっ…。
ずっと禅くんの傍にいさせてね。」
彼女は綺麗な涙を流しながら笑って…
あまりにも美しいその姿に、俺も微笑む。
赤くなった彼女の瞼に、そして頬、唇にそっと口づけを落としていく。
「もうっ…くすぐったいよ。」
クスクスと笑う彼女の頬に、俺はもう一度キスを落とした。
チュッと短いリップ音が、二人だけの部屋に響く。
「…禅くん、大好きだよ。」
「…あぁ。俺も。」
しばらく2人で見つめあって…
俺が彼女の髪の毛を掻き分けたのを合図に、どちらからともなく唇を重ねた。
彼女の柔らかい唇が数秒触れて、そして名残惜しく離れる。



