────プルル……
「ん?結衣のスマホ鳴ってるよー。」
凛華のその声に、私はテーブルの上に置いてあったスマホを手に取る。
「あ、ほんとだ。
……もしもし祥さん?…どうしたの?」
電話口から聞こえてくる祥さんの声。
『ごめん、お嬢。琉星が…』
『───うわぁぁん!ママぁ〜!』
祥さんの声を遮るように聞こえる琉星の泣き声に、ぎょっとする。
「琉星?どうしたの?」
『さっきまで星乃と寝てたんだけど…
目が覚めたら急に泣き出して…』
目が覚めてパパもママも居なかったから、寂しくなっちゃったのかな…?
琉星はすごく寂しがり屋だから…



