｢結衣…。｣
彼は私の名前を優しく呼ぶと、そっと唇を奪う。
私のより少しだけひんやり冷たい唇。
最初は、何度も何度も唇を重ねてついばむようなキスを繰り返すけど…
少しずつキスは深くなっていって…
どちらからともなく舌を絡めた。
｢……ん……ふぅ……ﾝ…｣
私の口の中で激しく暴れる禅くんの舌。
ひんやりしてて、なんだか気持ちいい……。
｢結衣…、｣
キスの合間に、彼が時折私の名前を呼ぶ。
色っぽい声と息遣い。
下半身がキュッと疼いて、顔も火照る。
どうしよう…なんか、変な気分になる。
もっと…って思ってしまう…。
私…こんなにエッチだったの…？
