うわー……わーわーわー… …これは恥ずかしい…。 顔が赤くなるのが自分でもわかった。 「の……のの飲み物!! …買ってくるネ!!」 いたたまれずに、私は多目的室を飛び出した。 うわー!なにやってんの私!! せっかく禅くんが手握っててくれたのに! 自分から離しちゃうなんて! 勿体ないことしたな、なんて思ったけど…… あのまま部屋にいるのは気まずすぎる。 一瞬帰ろうかとも迷ったけど、大人しくみんなの飲み物を買いに行った。