「なぁ、ここから別行動にしねぇ??」
「おっ!いいねぇ〜!」
浩輔の話に乗っかる梅原。
「えぇ??」
っと俺の隣で驚く陽菜。
俺も同感だ。
決して、陽菜と一緒にいるのが嫌っていう意味ではなく・・・
俺の理性が保てるかが不安だったんだ。
別行動は嬉しいんだけどな?
「なに??俺とは不満か?」
「別に」
ん〜・・・なんかいつもと違う表情してる気がするのは気のせいか??
まぁいいか・・・
「こっち来て??」
「えっ??どこ行くの!?」
「内緒ー!」
陽菜の手を掴んで、岩がいっぱい積まれていて、あまり人気がないところへ向かった。
綺麗な景色が見えるって聞いてたから、行ってみたかった場所。
それも陽菜と・・・



