これは陽菜にもした話。
恥ずかしそうな顔をしていたけど・・・
「ふ〜ん・・・案外いい人そうなんですね?」
やっぱり、陽菜のことを心配してるんだな?
「なんか、裕哉くんだったら、陽菜を任せられそう!」
「そう??」
「うん。陽菜は家庭環境が複雑で、ずっと殻に閉じこもって過ごしてきたから。でも、最近明るくなったっていうか・・・」
陽菜になにかずっしりとした重いものを背負ってるんだって実感した。
「だから、裕哉くんだったら、陽菜を変えられるって思った」
「うん」
「これからも陽菜を大事にしてあげて欲しい!傍にいてあげてほしい!」
「うん、わかった」
陽菜と浩輔が戻ってきた。
ジュースを持って。
浩輔が焼きそばとかも買ってきてくれた。



