キミと一緒なら




「遅せぇよ」


浩輔になんて言われてしまった。


「とりあえず、座って座って!陽菜ちゃんも裕哉も!」


浩輔に手招きされて、とりあえず座った。


「なんか飲む?みんな」


「飲むー!」


なんかさっきよりさらに仲良くなってねぇか??


この2人・・・


まぁ俺には関係ねぇけどな。


「陽菜ちゃん、手伝って?」


「えっ??わかりました・・・」


おいおい、行くのかよ・・・


あいつ・・・なんか企んでんのか??


「ねぇ、裕哉先輩」


「裕哉でいいから」


「あ、じゃあ裕哉くん」


「なに??」


「陽菜のどこが好きなんですか?」


・・・学校で俺の話をしてたのか??


何を話していたのかわからないけど、なんか嬉しいんだよな。


「俺は全部好き。まだ会って2ヶ月くらいだけど、新しい陽菜を知るたびにどんどん好きなる」