キミと一緒なら




俺は、陽菜の水着姿がみたくて、ここに来てるわけじゃねー。


浩輔は多分、陽菜がパーカーを上から羽織ってるからそう言ったんだろうな。


でも・・・見たくないって言ったら嘘になるけど・・・。


「よしっ!メシ行こーぜ!!」


浩輔がさきさき海の家へと行ってしまった。


その後ろを梅原が追いかける。


あの2人・・・似すぎじゃね?


あのテンションの高さとか・・・?


「なぁ、陽菜」


「なに?」


「脱いで?」


「はあ??」


顔を少し赤らめる。


恥ずかしそうにしている姿が可愛いって思った俺はかなり重症だな。


「パーカー脱いで?」


「・・・やだ」


「俺が脱がしてあげようか?」


なんかいじめたくなった。


「いい・・・だったら自分で脱ぐ」