キミと一緒なら





しばらく電車に揺られて、海の最寄り駅が近づいてくると、窓には真っ青な綺麗な海が一望できる。


横をチラッと見ると、陽菜が海を見て、キラキラ目を輝かせていた。


テーマパーク行った時もこんな目をしてたっけ??


「陽菜?」


「・・・な、なによ・・・」


「ははっ、可愛いな」


「バカ!」


恥ずかしがってる陽菜がたまらなく可愛いんだよな。


俺ってかなり惚れてるんだなって改めて思った。


「早く着替えようぜー!」


「行こー!!」


はぁ・・・あの2人のテンションにはいつまでたってもついていけないな。


浩輔と更衣室へ行った。


「お前相当惚れてんだな?」


「まぁな」


「今日は陽菜ちゃんの水着姿見れるってのに、浮かない顔してんの?」


「うるせぇ!俺は陽菜と2人で来たかったんだけど?」