「陽菜はどこがいい??」
「え・・・裕哉の好きなところでいいよ!」
「そう?じゃあ、パスタとかは??」
「いいね!!」
近くのイタリアン料理のお店に入って、案内された席についた。
メニューを机に広げた。
「なんでもいいからね?」
「うん」
ん〜・・・どうしようかな??
いっぱいメニューが合って、すごく悩むんだよね。
「裕哉はなに食べるの?」
「ん〜・・・俺は、ペペロンチーノでいいかな?」
・・・ペペロンチーノか。
美味しそうだなぁ〜!!
「私は・・・じゃあ、トマトソーススパゲティにする!」
「了解!」
裕哉が注文を取ってくれた。
裕哉と外で食べるなんて、そういえばなかったなぁ。
初めて。
男の人とかも初めてだし・・・。
私と裕哉の間には沈黙が起きて、なんとなくだけど気まずい・・・



