「ううん。なんか幸せだよね?」


「えっ?」


そう言って、無邪気な笑顔を見せた。


その姿になんでだろう??


不覚にもドキドキして・・・


「好きな人がこうやって、朝ごはん作ってくれてるんだよ?幸せじゃん?」


「そうなんだ」


何でこんなにもドキドキしてるの??


相手は、まだ出会ったばかりの大学生なんだよ!?


まぁ・・・まだ、怪しいとかって疑っているわけじゃないけど・・・。


「出来たよ!」


「サンキュー」


椅子に座って、手を合わせて、裕哉と一緒に朝ごはんを食べた。


私もすごく幸せなんだぁ、実は。


誰かと食べるご飯は、とてつもなく美味しい。


温かくて・・・。