いつの間に連絡取ってたの!?
・・・でも、嬉しい。
鼻が一気に熱くなって、視界がぼやけてきた。
「陽菜?」
なんでだろう・・・
涙がどんどん溢れて溢れて全然止まらない。
「・・・ありがとう」
涙声になっちゃったけど、精一杯感謝の気持ちを伝えた。
「うん」
「私・・・今まで、誕生日を祝って貰ったことが、なくて・・・すごく嬉しい」
寂しかったんだよ?ずっと・・・
毎年、私の誕生日が来る度に、今年はって期待も持ちながら家に帰ったけど・・・
毎年決まっていない・・・
1人寂しく過ごすだけ。
「誕生日おめでとう、陽菜」
「うん・・・ありがとう・・・」
ケーキを頬張った。
どんなケーキよりも美味しく感じた。



