当たりはもう暗くなってきた。
裕哉の家からはかなり遠いところに来てると思う・・・
知らない景色だし・・・
「着いたよ?」
「ここ??」
「そっ!美味しそうでしょ?」
なんか、豪華な感じだし、私には不釣り合いな場所。
高級レストラン、ではないけど、おしゃれなフレンチ料理のお店。
「行くよ?」
「うん」
「手、繋いでいい?」
・・・さっき何も言わずに手繋いでたじゃん??
と思いながらも首を縦に動かした。
お店の中に入って、「予約してたんですけど・・・」って裕哉が言った。
・・・前からここ来るつもりだったの?
お待ちしておりました、と店員さんが言ったあとに案内してもらった席に座った。



