☁︎︎*. 陽菜 side ︎︎☁︎︎*.


裕哉と久しぶりに出会ってから、もう2ヶ月経つ。


今日は12月21日。


2学期の終業式の日。


いつも通りの朝。


最近中々早くに起きれなくて、裕哉に起こしてもらってばかり・・・


起こしてもらって、目はぱっちり開くんだけど・・・


中々ベットから起き上がれない。


「陽菜〜」


起き上がれない私の近くまで裕哉が寄ってきた。


っていうか、なんで裕哉は朝でも夜でもどんな時でもそんなにいる爽やかなんだろう・・・



「そんなにも見つめられると、照れるんだけど?」



「見つめてないから」



「ハイハイ・・・起きるよ?ほら!」



私に手を差し出された。


裕哉の大きくて、少し硬い手を握ると、腕に力を込めて、私を立ち上がらせた。