「何泣きそうな顔してんの??」
「ううん、何でもない」
・・・美羽ちゃんは私が学校行かなくなった理由を聞いてこない。
なんとなく分かってくれているのかもしれない。
それに、何も聞いてこないのは、美羽ちゃんの優しさなのかもしれない。
そう思った。
美羽ちゃんと一緒に教室に入って席に着いた。
久しぶりに座る椅子・・・。
「おはよ!」
・・・ん〜っと、なんか聞き覚えのある声だなぁ、っと思って振り向くと、北村くんがいた。
いつもみたいな軽い笑顔で・・・
相変わらず、鬱陶しい程私に絡んでくるのかな・・・?
今日も・・・。
「久しぶりだね!今井さん、元気そうで良かった〜!」
「うるさい」
「久しぶりに会ってそれはないでしょ!」



