「よし、着いたぞ!」
「うん・・・あ、ありがとう」
「おう!帰りも迎えに行くから、連絡しろよ?」
「うん」
・・・なんでだろう?
裕哉と離れると、寂しくなる。
親が子供を保育園に預ける時、子供が親と離れるのが嫌で泣き喚く。
それと同じ感情・・・。
「何??不安なのか?学校が」
そんなことを思っているとは知らない裕哉。
「ううん、何でもない。行ってくる」
「おう、またな?」
車のドアをバタンと閉めて、学校の校門を久しぶりにくぐる。
ー ドン
いきなり後から軽く肩を押されて、振り向くと美羽ちゃんがいた。
「陽菜、久しぶり〜!心配したんだからね!も〜う!」
いつも通り明るく接してくれた。
何も美羽ちゃんに相談できずに、学校来なくなって・・・
なのに、私を恨まないの??
1番の友達なのに・・・何も言えなかったのに・・・



