「だから、雨の日に外に出てみた。そしたら、たまたま裕哉が通りかかった・・・まさか、本当に会えるなんて思ってなかった・・・」
陽菜と会わなかった間、俺のことを忘れてるんじゃないかって思ってた。
でも、俺と同じ気持ちでいてくれたことがすごい嬉しい。
少しでも会いたいって・・・。
「陽菜」
「なに?」
その名前を呼んで、返事が返ってくることが未だに信じられない。
夢なんじゃないかって・・・
「この家に住むか?」
「・・・いいの?」
「ああ、当たり前だろ?陽菜に寂しい思いはさせたくない・・・」
また、一緒に陽菜と過ごせると思うと嬉しい。
「・・・何笑ってんの。気持ち悪い」
「久しぶりに会って気持ち悪いはないだろ?」
「はいはい」
何も変わってない。
陽菜の辛口というか、冷たさ。



