陽菜が首を縦に振った。
「よし、なんか回るか?」
「うん」
「手、繋いでいい?人いっぱいだし」
「うん」
陽菜の小さくて柔らかい手をそっと握った。
久しぶりに触れる手は変わることなく温かいまま。
そっと俺の手を包んでくれる優しさ。
「お化け屋敷行く?」
「・・・えっ?」
確か、苦手だったよな?
テーマパークに行った時、すごい怖がってたみたいだし・・・
おかげで、俺にずっとへばりついたままで・・・
可愛かったしもう1回見たいっていう俺の欲なんだけどな?
でも、首を大きく横に振って、真剣に嫌そうな顔をされたから辞めておいた。
「じゃあ、なんか食べるか?」
「うん」



