なんだ・・・


浩輔は梅原のことが好きだったのかよ・・・


両想いかぁ・・・


俺と陽菜は・・・まだまだ遠い話なんだろうな・・・。


決して、諦めたりはしねぇけど。


「行くの?」


「ああ。行く・・・」


少しでもいいから、陽菜に会いたい。


「車頼んだ!」


「はあ!?・・・まぁ・・・いいか・・・」


いい加減、免許取れっつーの。


「美羽ちゃんって俺のこと好きなのかな?」


1人で勝手に盛り上がりだした。


こうなると本当に浩輔はめんどくさい。


止まらないからな、妄想話。


まぁ、でも、俺は確実に両想いだって断言出来るけど・・・。


言ったら面白くねぇから、絶対に言わない。


「どうだと思う?」


「さあな」


「なんだよー」