次の日。
朝起きて、下へ降りる。
お母さんはいないみたい・・・。
ホテルとかに行って、どうせ男の人と遊んでるんだろうなぁ。
台所に立って、朝ごはんを作ってひとりで食べた。
テレビの声しか流れない物静かなこの家の中で・・・
一軒家に1人は寂しいし、いつもよりも広く感じる。
朝ごはんを食べ終わって、食器を片付けた。
「いってきます」
誰もいない家にそう告げて、玄関を飛び出して学校へ行った。
1人で・・・歩いて・・・
「陽菜」
「美羽ちゃん」
美羽ちゃんに会うために学校に行ってるって言っても過言ではない。
「最近元気ないなぁ〜!陽菜」
「そ、そう?」
「まだ裕哉くんのことで悩んでるの?」
「うん・・・」



