「も~会いたかったよおおおお」
音羽が飛びついてきた。

「はいはい。私もですよ笑笑」

「えぇ~それほんとに思って?」

「思ってるよー」

「適当だなー( ゚Д゚)㌦ァ!!
もう遥陽のとこ行こ~っと笑笑」

「笑笑」


夏休みが終わり、クラスの人たちは友達といつもよりもワイワイ騒いでいた。


(わぁ~久しぶりだな...。ほんとに寂かった(T_T)
でも、みんなの顔見れてよかった。
松嶋、なんか背高くなったよね?しかもかっこよくなった?って、私なに考えてるんだろ笑笑)



「ゆらーーー!!!今、松嶋のこと見てたでしょ!」
遥陽が大きな声で言ってきた。

「えっ、ちょ、声でかいよ!!!
って、見てないよ(^_^;)」

「いや、バレバレだからね笑笑」



ピコンッ

『お誕生日おめでとう。』
『あともう一つ言いたいことある。』
『好きです。付き合って下さい。』

そのLINEは5組の中田からだった。


エッ?????

ナニッ?????


私はとても驚いた。今まであまり話したこともなかった他クラスの人に告白されたのだ。

(どうしよう。なんて返事しよう...。)

すると、

『返事は今じゃなくていいから。』
と。

『分かった。ありがとね。』



誕生日に言ってくるなんて。


このLINEで私の気持ちが変わってしまうなんて。