今日は待ちに待ったクラス替え。
心の準備は出来てます。
どうか遥陽と同じクラスになれますように。
(かっこいい人と同じクラスになれますように。)



*教室*


はぁ...今回のクラスオワッタナ。
みんな真面目で静かそうだし、ノリとか合わなそう。

まず男子とかなんなん?
かっこいい人?
そんな人おるわけないよね。
ほんと最悪...。

" 今年は恋できないだろうな "



「ゆら、一緒にかーえろ!」
遥陽がいつものように声をかけてきた。

「うん」



*下校*



「遥陽ー、同じクラスになれてほんと良かったよぉー」
私は言った。

「ほんとだよ~、ゆらと一緒でほんとに良かった。」
遥陽が言った。

「それにしてもさ、ね、やばいよね今回。」
「よねよね、ほんとハズレ」


下校の時の遥陽との会話は永遠と、この話だった(<_<)