「麗華ー!一緒にご飯食べよー!」




昼休み、麗華を迎えに麗華のクラスまで足を運んだ杏莉



そしてまた教室にいた生徒は騒ぎ始める





「ちょ、杏莉…?!


こんな奴と昼飯食べるとかどんな神経してんの?!」




周りが黙っているはずはない



杏莉は人気者であり、憧れの対象でもあるのだから





「…こんな奴?」



杏莉の雰囲気が変わったことを感じた周りは押し黙る





「あたし知ってるよ


…あんたらが麗華をいじめてること」



杏莉は低く、低く呟く




「全部麗華に聞いた


……くだらない。

いじめなんかしてる幼稚なやつらと一緒にいたくない。失せて」






滅多に怒りを見せない杏莉に、周りは恐怖を覚えていた








「あっれー?何の騒ぎ?」









そこに、とある人たちの登場である