「あっ、これいいっ!何か忍者の小道具ないのー?」 「忍者の?」 「そう!手裏剣とかクナイとか…」 そこでルルアンはあることを思い出した。 「イルがその『クナイ』っていうの持ってるよっ」 「まじでっ!借りてきてっ♪」 「自分で借りてきたらぁ…」 ルルアンはめちゃくちゃ嫌そうに言った。 「着替えるから無理っ。ほらっ、行ってこ~いッ!」 ドカッと言う音と共に、二度目の悲鳴が城に響き渡った。