「ルルなら探してあげるから、泣き止んで。ね?」 レイがアレンにしがみつくルルアンに言うと、ルルアンは顔をあげた。 「本当に?」 ルルアンに言われたレイはアレンを見た。 アレンはイルに視線を送る。 「イル、位置断定の魔法できるか?」 「うんっ、まだまだ余裕よ☆」 位置断定と瞬間移動の高度な魔法を連続でしたのにも関わらず、イルは元気に言ってまた魔方陣を広げた。 「《位置断定》…。ルルは…」 イルは間をあけて目を開くと、 「街の民家にいる」 夜の公園に響き渡る可愛らしい声で言った。