水を飲み終わったルルはぺろりと鼻を舐めて顔を上げた。 キュン?と公園内を見回す。 そこにルルアンの姿はなかった。 「…くぅん」 一声鳴いてから鼻を使ってくんくん匂いを探す。 意外と近くにあったため、ルルは公園を飛び出した。 「わわっ、危な~いッ!」 甲高い女の子の声。 ルルがそちらを見たときには、自転車のタイヤが目の前まで迫っていた。