レヴィオルストーリー2



「…それは何なんだ」


いちいちムカつくルルアンはほっといて、アレンはマケドニスに凹んだ壁を指差して聞いた。



「あぁ、ルルアンの馬鹿が魔法を使いまして…」

「馬鹿じゃないし~」


ルルアンはマケドニスにベ~ッと舌を見せる。


大人と子供のかなり低レベルな喧嘩にアレンは溜め息をついた。



そして、ルルアンに体を向ける。



「ルルアン、もう魔法使えるのか??」

「うんっ」


自信満々で凄いだろ、とアピールしてくる。



「…コントロールできないなら城ではあんまり使うなよ」


図星だったのか、ルルアンは一瞬固まってからプイッとそっぽを向いた。

寝そべっていたルルが起き上がって、アレンに甘えたのも気に入らないらしい。



アレンが部屋を出るとマケドニスもそれについていき、ルルアンはルルと二人きりになった。



ベッドの上でおいでとルルを引き寄せる。



「なぁルル、レイお姉ちゃん一緒に行ってくれないみたいだから二人で行こっか。」


そう言って悪戯っぽく笑うルルアンにルルは「くぅん??」と首を傾げた。