「ルルアンにイルとられんなよ」 「お前こそ」 小さなエルフの子を相手にちょっと嫉妬した馬鹿二人は、軽く言い合いをしながら階段を降りていった。 次に行くのは霊安室。 沈みがちだった気分と少しキツかった体は、親友のおかげで大分楽になっていた。