─────キィン! 乾いた金属音が、その場に響く。 続いて、 ザクッ……… と何かが刺さる音がした。 「…………え?!」 芝生に刺さったそれを見て、ルルアンは目を丸くする。 そこにはアレンの剣があった。 アレンを見てみると、自分達の方に駆け寄っている。 ─────丸腰だ。 どうやら咄嗟に剣を投げつけ、ブエノルのサーベルを弾いたらしい。 安堵して涙目になるルルアンと、口をあんぐりと開け驚くリルムと、キュンキュン鳴くルルの前にアレンが立ちはだかった。