レヴィオルストーリー2


「えぇええぇッ、予想外~!!」


めちゃくちゃ緊張していたイルは叫びながらビクッと飛び跳ねた。

そんなイルを扉の隙間から怪訝そうに見るのは……、



「…なぁんだ、ルルアンかぁ。」


そう、エルフの少年ルルアン。


とんだ見当違いにイルは溜め息をついた。



「イル?どぉしたの?」

「あ、そうだったッ。アレン知らなぁい??」

「アレン?知らない~」


ルルアンはきょとんとして言う。

そっかぁ、と呟いて、イルはそこを立ち去ろうとした。


が、ちょっと気になって振り返る。



「ルルアン、そんなとこで何してるの?空き部屋だよね、そこ。」

するとルルアンはドキーン!と効果音が付き添うな勢いのリアクションをした。

かなり大袈裟だ。