「お前…アレンの何なんだ!何偉そうなこと…、裏切られるって…」
「そのまんまだよ」
いきり立つギルクにクウェンナが軽く答える。
マケドニスが近付いた。
その表情からは明らかに困惑が見て取れる。
「クウェンナ…、お前アレン様と知り合いだったのか…?」
「うん、知り合いっていうかもう兄弟みたいな仲のよさだったな~。」
笑って答えるクウェンナ。
シリティーが胡散臭そうに睨み付けた。
「アレンの金好きは俺からだし。あいつはクウェン兄って俺のこと呼んでたし。仲良し仲良し~」
「…じゃなくなったんだな」
ギルクはアレンが走り去った城の中に目を向けると、低く呟いた。
「…バレちゃったかぁ~」
クウェンナは頭を掻くと、またへらっと笑う。
ギルクの額に青筋が浮かんだ。


