その言葉を聞いた瞬間、アレンはまた固まってしまった。
ギルクとイル、マケドニスは、クウェンナの言葉とアレンのフリーズ状態にひたすら?を頭上に浮かべる。
クウェンナが一歩踏み出した。
アレンの方へとゆっくり歩く。
近付いてくるクウェンナを見たアレンは、後退りして馬車の扉に背をぶつけた。
「アレン、お前イケメンになったね」
「………………。」
クウェンナはどんどん近付いてくる。
アレンは次は横に逃げようとした。
しかし、動揺して動きが鈍り、先に追い付かれる。
バンッ!とでかい音をならし、クウェンナは馬車に背をつくアレンの両隣を腕で塞いだ。
「おい、何逃げようとしてんだよ?俺らの仲だろう。」
「…………どけ…ッ」
「口が悪くなったようだね」
「………どけってば!」
「どかない。久しぶりにお話しよう、アレン。」
「…嫌だ」
「素直じゃないな」
「………うるさい、どけ!」


