「レイ様がいるから、私には振り向きもしてくれないんですね?」 「…は?」 「それならレイ様がいなくなれば…」 「…え、ちょっと待て…」 アレンはかなり焦った。 (な、何言って…) 何でそういう方向にいくんだよ。 「シルラ、待てって。そうじゃなくて…」 アレンが慌てて説得しようとしたときだった。 「…城に、スパイがいるんですよね?レヴィオル国を狙ってる、ダルヌク国の。」