レヴィオルストーリー2


「…キスして下さい」

次の瞬間シルラが発した言葉に、アレンは今度こそ表情に出るくらい驚いた。


「…は!?」

目を丸くして、シルラをまじまじと見る。


「だから、キスして下さい。」

シルラはもう一度繰り返してアレンに迫った。


「何言って…」

「レイ様とはするんでしょう?」


その瞬間、アレンは真っ赤になった。


シルラはそれを見て片眉をピクリと上げる。


「やっぱり。私にはしてくださらないんですか?」

「な、だから…」


何かがおかしい。

いつものシルラじゃない。


アレンは真っ赤になりながらもシルラをじっくり観察した。


魔法をかけられたのかと思ったが、そうではなさそうだ。


「私は正気です。アレン様が好きだからこうして迫っているんです。」

「だから、困るって。そんなことされても俺は…」


「…レイ様がいるから?」


シルラはアレンが続きを言うのを、言葉を被せて遮った。