レヴィオルストーリー2


「…シルラ、俺はその気持ちには答えられないって何回も言っただろ。」

眉を寄せたアレンにそう言われても、シルラは視線を逸らさない。

真っ直ぐ、ひたすらアレンを見つめる。


その視線に背筋がぞくっとするのをアレンは感じた。


「…シルラ…?」


ゆっくり近付いてくる彼女に、アレンは更に眉を潜める。

椅子から立ち上がって少し警戒した。


シルラはアレンの目の前に立つとそこで止まった。

背の高さが同じくらいな為、顔が正面にある。


「…そんなことおっしゃらないで。私はこんなにも好きなのに。」

シルラのその言葉にアレンはかなり困った。


「…だから、俺はシルラにはそういう感情はなくて…。」

「どうしてですか。」

「どうしてって言われても…。」


いつもと違うシルラに少し戸惑うアレン。


そんなアレンにシルラはクスッと艶やかな笑みを見せた。