レヴィオルストーリー2


「…あ、忘れてた」

「忘れないで下さいよ」

マケドニスは苦笑いして言うと、気を遣ったのか扉の向こうに消える。

レイは少し寂しそうにアレンを見上げた。


「…ごめん、レイ。今から会議があるんだ。」

「ううん。仕事だもの。でも…」


そこでレイは少し口ごもった。

顔を真っ赤にしてもごもごと何か言う。


「ん?何?」

アレンは身を屈めて声を聞こうと顔を近付けた。

するとレイは躍起になったのか、真っ赤な顔のままアレンの服の裾を引っ張ると…


彼の頬に軽くキスをした。






「…いってらっしゃいのキスよ」


固まったアレンから離れたレイは、頬を染めながらもにっこり笑う。


アレンはレイ以上に真っ赤になった。



「ほら、マケドニス待ってるわよ。」

「…う、うん。」


レイに言われて、アレンは渋々部屋を出ていったのだった。



「…ふふ♪」

一人になったレイは、アレンのあの反応にまたときめいて真っ赤になっていた。