レヴィオルストーリー2


「…れ、レイ…?何?俺何かしたか??」

「よかった、さっきよりは見えるのね」


超焦るアレンを無視し、クナルはそれだけ言うと満足そうな笑顔を浮かべる。


「盗撮っ!盗撮されたのーッ!!」

一方レイは喚きながら更に激しくアレンを揺さぶった。


「…してないっ!盗撮なんかしてない!!」


真っ青になって一生懸命拒否しまくるアレン。

しまいには酔ったのか、口元を押さえて何も言えなくなってしまう。


マケドニスはそれを見てかなり焦った。


「アレンがじゃないのっ!部屋にカメラがあったのよぉーッ!!」

「レイ様やめて下さいぃいいー!!」


そんなやり取りが5分は続いた。