レヴィオルストーリー2




「あ、アレン…」



彼から醸し出される空気にルルも含めてみんなが固まる。

いつも彼に飛び付くリルムまでもが、アレンの登場に固まった。



勇者はゆっくりと口を開いた。





「…うるさい、って言ったよな?

それに地下は立ち入り禁止だって、前々から言ってあるはずだけど…??」


「はっ…」


さっきまで怒り狂っていたイルはその言葉に震え上がる。




忘れていた。

城の地下は、立ち入り禁止だということを。

レイすらも入ることを許されていない、禁断の場所…。




「リルムは知らなかったとして、お前らは…。揃いも揃って何やってんだ」



低い静かな声に含まれた怒りに、ルルの毛が逆立った。


全員震え上がって真っ青になって固まる。