レヴィオルストーリー2



「ねぇねぇ、何て?」


黙ってしまったリルムにルルアンはしつこく聞く。


「…き、ききしだい勇者!」



しばらくしてリルムは何故か慌てて答えた。



「ききしだい?タイ??お魚??」




ルルアンが首を捻っていると。




「れきだい勇者…、『歴代勇者』よっ。」



リルムではない、女の子の声がした。





「うげっ…、イルっ!」



ルルアンの視線の先、部屋の唯一の出入口に、イルが腰に手を宛てて不敵な笑みを浮かべて立っていた。


リルムは間違いを指摘されて幼い顔に苦い表情を出す。


「ききしだい」と言うのは、どうやら『歴』を『木』と『止』として捉えたらしい。



「ふっふっふ、見つけたわよっ。犯人は…お前だっ!」


イルがビシッと人差し指をリルムに突きつける。


と、後ろからギルクがひょっこり出てきた。