レヴィオルストーリー2


「んっ?これ何ぃ~??」

一旦廊下に出てまた別の部屋に入ったリルムの声が、やけに静かな地下に響いた。


「今度は何見つけたのー?」


結局ルルの背中に乗ったルルアンはリルムに向かって叫んだ。


すぐに返事の大声が響く。


「写真!」

「写真ん??」


人様のアルバムでも勝手に見たのかと、ルルアンではなく犬のルルがハラハラして部屋に入った。




「うわっ!何コレっ」




すぐにルルアンが水色の目を丸くして驚きの声をあげる。




「だから写真よぉー」

「でっかいよ!」



写真…というより肖像画なのだが写真だと思い込んだ子供二人はしげしげとそれを眺めた。



「いっぱいあるねー。何なに…『なんとか勇者』?これ何て読むの?」

「もうっ、これだからおちびちゃんは…。」


そこまで言ったリルムはその文字を見た途端に固まってしまった。