「おちびちゃんはノロマで更にドジなのねっ。見た目通りだわ!」 「うるさいなあっ!」 からかうリルムにルルアンは涙目になりながら怒った。 それを自分より二つ年上のリルムが大人げなく楽しんでいるのも知らずに。 「あははははっ!おっもしろ~い♪」 「あっ。どこ行くの?待ってっ」 馬鹿にされながらもルルアンはまた忍者のごとく走り出したリルムについていった。 ルルも主人に仕方なくついて行く。 この中で一番大人なのは、あろうことか犬のルルだった…。