「あ」 イルが固まる。 やっぱりな、とアレンは溜め息をついた。 「ギルク、手伝ってやったら」 最後にそれだけ言うとアレンはパタンと扉を閉めた。 「忘れてたわっ!魔法という我が最大の味方をっ!!」 「馬鹿だなお前…」 ギルクはイルが魔法をする様子を黙って(呆れて)見ていた。 「地下だわっ!地下!!いくわよワトソン君ッ」 「俺ワトソン!?」 そんな会話をしながら二人は一気に階段を駆け降りた。