話してるうちに蛍の家に着いて、めっちゃありがとうを言われた。 そのまま俺の家に帰ると、智也は違うゲームで遊んでいた。 「おー、おかえりーん。どーだったー。キスくらいかましたかー?」 と、聞いてきて、 「ばっかじゃねーの。」 と、呆れて返事をした。 「なー、よーたろー。」 と、ゲームをやめて智也はこっちを向いた。 「ん?なんだよ。」 俺は蛍がくれたチュッパチャプスの袋を必死にあけながら聞き返した。 すると、 「よーたろー、蛍ちゃんに告れよ。」 と、真剣な顔で言われた。