「よーたろーよーたろー。澪と一緒のクラスだけど、まだ澪のこと好きなのー?」

と、後ろから肩をとんとんやってきて聞いてくる蛍はニヤニヤしていた。

…?なんの話…?

ぜんっぜんわかんなくて、

「なんの話?」

と、聞くと、

「とぼけんなよー!付き合ってただろコノヤローウ!」

蛍は俺の背中をドスドス殴ってくる。うん。いてえ。

まったまった。付き合ってた?俺と澪が?わけわかんね。

ん?いや、付き合ってたこともあったような…。