次の休み時間。

「澪…疲れた…」

と、蛍が澪の背中に抱きついていた。

やっぱ女子ってベタベタしたがるよな。なんて思っていた。

「蛍…俺も抱きしめて…」

と、今度は澪の背中に抱きつく蛍の背中に夜月が抱きついた。

一瞬頭が回らなくて、その場にいた全員が、...状態だった。

正気を取り戻し、かなり焦り、動揺した俺が夜月を蛍から離した。

「何してんだお前!!」

結構デカめの声で怒鳴った。