2回は諦めた。けど。


すると空はあからさまにほっとしたような顔をして、

「あの子綺麗な子だね。いつもはいないよね?」

と、蘭子を褒めてから俺に聞いてきた。

正直俺は蘭子みたいな綺麗な子はタイプではない。

「いなかったと思う。」

そう答えると、ちょうど俺達が降りる駅で、

「あ、よーたろー行こ。」

と、空が俺の手を引いてきた。