そして、ベッドから降り、着替えずに寝てたから制服のまま、階段を降りた。
ダイニングにはもう姉ちゃんも母さんも、幸一さんも揃っていた。
「ごめん。寝てた。」
と言い、椅子に座ると、みんなまばらに頂きますを言い、ご飯を食べ始めた。
「今日学校でさぁ」
と、色んな話をしだす姉ちゃんと、それに返事を返す母さんと幸一さん。
俺は聞かれたことをそれ相応に返事をし、食べ終わって、皿をキッチンに持っていく。
別に誰とも仲が悪いわけではない。
俺は元々あまり話さない方だし、幸一さんは俺に気を使ってて正直俺がいない方がいいとおもう。