『生きててくれてありがとう。』


そう言ってくれたキミは、まるで嵐のように私やたくさんの人々を巻き込んで、あっという間に私の元からいなくなってしまった。



キミがくれたたくさんの色。幸せがたくさん詰まったアルバムに私はそっと手をかけた。




カサッ

『ん...?』


『こんなの、前見た時はあったっけ?』



嘘...なんで...


それは...キミがくれた、最後の色でした。